「ヒアリングが苦手で…」
起業・副業で活動しているフリーランスデザイナーやWEBデザイナーの方から、これまで何度も耳にしてきた言葉です。
「何を聞けばいいのかわからない」
「相手の要望をうまく引き出せない」
「話が広がりすぎて、まとめられない」
「その場で、気の利いた提案ができない」
そして打ち合わせのあと、「自分はコミュニケーション能力が低いのでは」「フリーランスに向いていないのでは」そんなふうに、自分を責めてしまう人も少なくありません。
でも、長年デザインの現場を見てきて、僕はむしろ逆のことを感じています。
ヒアリングが苦手なデザイナーほど、実はとても真面目
ヒアリングに苦手意識を持っているフリーランスデザイナーやWEBデザイナーの多くは、
「相手の話を、きちんと理解しないといけない」
「間違ったことを言いたくない」
「専門家として、ちゃんと答えなければ」
「期待を裏切りたくない」
「自分の意見を押し付けたくない」
こうした思いを、とても強く持っています。
つまりそれは、「いい加減にできない人」であり、「相手に誠実であろうとする人」だということ。
だから簡単に割り切れないし、即答もできないし、根拠のない提案もできない。
これは欠点ではなく、クリエイターとして本来とても大切な資質だと、僕は思っています。
真面目さが、ヒアリングを苦しくしてしまう瞬間
ただ、問題が起きやすいのも、実はここです。真面目な人ほど、
「要望を正確に聞かなければ」
「相手の言う通りにしなければ」
「プロなのに迷ってはいけない」
そう思い込んでしまいやすい。
その結果、
- 言われたことを、そのまま形にしようとする
- 本当の課題に、踏み込めなくなる
- 違和感があっても、口に出せなくなる
そして後から、「なんか違う」「思っていたのと違う」と言われてしまう。
修正が増え、消耗し、「やっぱり自分はヒアリングが苦手なんだ…」と落ち込む。(僕自身、何度も通ってきた道です)
さらに、
- 何を求められているのか分からないまま進む
- 方向性がズレたまま進行してしまう
- 修正が増え、評価も単価も上がらない
そんな悪循環に入ってしまうこともあります。
でもこれは、能力やコミュニケーション力の問題ではありません。
ヒアリングは「聞く技術」ではない
多くの人が勘違いしやすいのですが、ヒアリングは「質問力」や「話術」ではありません。
ヒアリングの本質は、
相手自身も、まだ言葉にできていないものを、一緒に整理すること
です。
つまりヒアリングとは、会話のテクニックでも、質問リストでもなく、「どこに立って話しているか」という立ち位置の問題です。
- お願いされる側
- 言われたことをやる人
- デザインやWEBをつくる人
この位置に立ったままだと、どれだけ質問を重ねても、ヒアリングは苦しくなります。
仕事がうまく進む人ほど、最初から分かろうとしない
少し意外に感じるかもしれませんが、仕事がスムーズに進むフリーランスデザイナーほど、最初の打ち合わせで、結論を出そうとしません。
代わりにやっているのは、
- 「今は、まだ分からなくて当然」という前提に立つこと
- 相手の言葉を、そのまま受け取らず「整理対象」として扱うこと
- その場で決めない勇気を持つこと
経験を重ねるほど、この姿勢が自然と身についていきます。
逆に、「一発で理解しなければ」「すぐに答えを出さなければ」そう思えば思うほど、ヒアリングは一気に苦しくなります。
ヒアリングが変わると、仕事の質も立ち位置も変わる
ヒアリングは、
- デザイン費
- 価格交渉
- 信頼関係
- リピート
- 選ばれ続けるかどうか
そのすべての起点になります。
だからこそ、ヒアリングに苦手意識を持ったままだと、どれだけデザインやWEBのスキルを磨いても、どこかで必ず詰まってしまいます。
逆に言えば、ヒアリングの捉え方が少し変わるだけで、仕事の質も、立ち位置も、大きく変わり始める。
これは、15年以上デザインの現場を見続けてきて、はっきりと感じていることです。
真面目な人ほど、順番を間違えやすい
最後にひとつだけ。
ヒアリングが苦手だと感じているフリーランスデザイナーやWEBデザイナーほど、「技術」や「正解」を先に探そうとします。
でも、本当に必要なのは、テクニックを増やすことではなく、考え方の順番を少し変えることです。
その順番を間違えたまま、質問テンプレートやノウハウを増やしても、ヒアリングは楽になりません。
いまヒアリングに苦手意識を持っている人ほど、実は一番、伸びしろがある。僕はそう感じています。
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