「ロゴもバナーも作れますし、簡単なWeb更新もやりますよ」
「せっかくのご縁なので、柔軟に対応しますね」
起業・副業をするフリーランスデザイナーやWEBデザイナーが、クライアントとの最初の打ち合わせで、こんな風に伝えることがあります。
相手の役に立ちたいという『優しさ』からくる言葉でもありますが、 実はこれが、後々の見えない負担を引き起こしていることが多いのです。
今回は、なぜ「何でもできる」と伝えるのが危険なのか、 仕事の『入り口の組み立て方』を紐解いていきます。
この記事を読むことで、理不尽な追加依頼に振り回されることなく、 「都合のいい作業者」から『判断を任される相談相手』へと、 無理なく立ち位置をリセットするヒントが見つかるはずです。
「頼りになるデザイナー」になりたいという優しさの罠
独立したばかりの頃や、仕事を安定させたいと思う時、僕たちはつい「対応できる幅の広さ」をアピールしてしまいがちです。
「何でもできます」と伝えれば、クライアントは安心してくれるだろうし、次の仕事にも繋がりやすくなるはずだ、と。
しかし、起業・副業をするフリーランスデザイナーやWEBデザイナーは、 真面目で優しい人ほど、ここで気づきにくい構造の罠にハマってしまいます。
クライアントの頭の中では、「何でもできる柔軟なデザイナー」という言葉は、無意識のうちに次のように翻訳されやすいんです。
- 細かいことも頼みやすい
- ついでにお願いしやすい
- (私の都合に合わせて)何でもやってくれる業者さん
あなたの優しさが、相手にとっては「甘えてもいいサイン」として受け取られ、仕事が始まる前の段階で、あなたを守るための『境界線』がドロドロに溶けてしまっているのです。
主導権は「自己紹介」の瞬間に手放している
仕事が進行中になってから、夜遅くに鳴るメールの通知音にビクッとしたり、「ついでにここも」という無茶振りにため息をつきながらPCを開いたり…。
そんな時、僕たちはつい「どうかわすか」「どう乗り越えるか」などのテクニックに走りがちです。けれど、本当に見直すべきは仕事が始まる前の組み立て方です。
「何でもできます」という自己紹介は、レストランで例えるなら
メニューにないものも、冷蔵庫にある食材で適当に作りますよ
と、入り口で宣言しているようなもの。
お客様は喜びますが、シェフであるあなたは
常に予測不能なオーダーに振り回され
いつかキッチンは崩壊してしまいますよね。
長く安定して、壊れずに働き続けているフリーランスデザイナーやWEBデザイナーは、実は「何ができるか」をそこまで雄弁に語りません。
その代わりに、『自分がどういうスタンスで、クライアントの何に貢献するのか』という立ち位置を、入り口で明確にしているのです。
デザイナーの武器を『都合のいいメニュー表』にしない
誤解しないでいただきたいのは、「できることを隠しましょう」とか「冷たく突き放しましょう」と言っているわけではありません。
できることが多いことは、あなたの素晴らしい武器です。
ただ、その武器を『都合よく使われるためのメニュー表』として差し出すのを、今日から少しだけやめてみませんか?
言われた通りに手を動かす受け身のスタンス
↓
『デザインの前に、目的を一緒に整理する相談相手』
言葉に出す・出さないに関わらず、この『立ち位置』が伝わっているからこそ、クライアントは無意識に関係性を感じ、安易な追加依頼が発生しずらくなるのです。
デザインスキルの外側にある『立ち位置』を見直す
現時点での、フリーランスデザイナーとしての働き方を見つめ直したとき、こんな感覚はありませんか?
- いつも自分ばかりが我慢している気がする
- 案件ごとに求められる役割が変わって消耗する
- 納品後に「やっと終わった…」と深くため息をつく
もし心当たりあるなら、あなたが消耗しているのは、デザインスキルが足りないせいではありません。
もしかすると、あなたがずっと抱えてきた「デザインの悩み」の正体は、デザインソフトの外側、
仕事が始まる前の『立ち位置の取り方』
にあるのかもしれません。
今の自分の立ち位置を見直し、働き方をリデザインしたい方へ
僕は普段、クリエイター専門のビジネスと人生のディレクターとして、時間・お金・人間関係の自由を手に入れ、最終的に『家族との時間』や『個人の夢(表現活動)』という人生のバランスを満たしたい方へ
小手先のテクニックではない「本質的なスキル」の向上から、ブランディング、マーケティング、自分軸の確立、そして日々のクライアントワークの実務まで、1対1で伴走しています。
表面的なスキルアップではなく、仕事の組み立て方と人生を根本から整え、あなたらしい生き方を取り戻しませんか?
まずはこちら、「都合のいい作業者」から抜け出し、10年・20年と壊れずに選ばれ続けるクリエイターになるためのエッセンスを、一つの冊子とメール講座にまとめました。
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